この記事では絵画の額装について解説しております。
絵画を額に入れて飾る場合、額に入れずそのまま飾る場合を写真でご覧いただけます。
絵は額に入れるとぐっと雰囲気が変わりますし、額の大きさが加わるため、サイズ感の参考になればと思います。
サムホール(227×158mm)を額装
雑多なアトリエの画像で失礼します。
しかし色々なものがあるので、絵画との大きさの差がわかりやすいかと思います。
(屋外用イーゼルを使用。床に置いたり机の上に乗せたり、立ったり座ったり、長時間同じ姿勢にならないようにしています)

サムホール(227×158mm)を額装し、額装しないF3(273×220mm)の絵を隣に置いています。
※参考画像として棚に立て掛けていますが、落下すると危険なため、下地のある所にフックを取り付けてから額を掛けて下さい。
イーゼルに乗っている制作中の絵はF4(334×242mm)。
デスクの下のスケッチブックはF10(530×455mm)。

この額は外寸が380×310mmで、227×158mmの作品よりも上下左右に7〜8cmずつ大きくなります。
額の仕様も色々ありますが、こちらは作品と額の間に「マット」と呼ばれる布地の枠があるタイプです。
F3(273×220mm)を額装
こちらはF3(273×220mm)を額に入れ、額装していないサムホール(227×158mm)を横に置いています。

額はマットのないスッキリしたタイプ。
こちらは作品とガラスやアクリルのカバーの間に「ライナー」(=入子、いれこ)と呼ばれる縁があります。
作品と額の間の金色の枠です。
ライナーやマットがあることで、アクリルやガラスと作品が直接触れることを防ぎます。

額の外寸は410×345mmで、273×220mmの作品よりも上下左右に約6cmずつ大きくなります。
額の世界は奥深いです。
色んなデザインがあり、TPOに合わせて服を選ぶように、インテリアに合わせて額を選ぶ楽しみがあります。
本記事が参考になれば幸いです。